[解決]お墓を建てるにはまず霊園どうしよう。って悩む前に霊園の意味すらぼんやりとしかわかっていなかった。

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知らなすぎた。あまりにも無知すぎた。人が亡くなったら墓所にあるお墓に納骨される。コレが普通と今迄生きてきた。なんの疑問も抱かずに。

先日、友人の母親が亡くなった。彼女はお葬式からの一切を一手に受け、何も知らぬまま喪主になった。そんな彼女のお葬式事情を聞いているうちに、愕然とした。そしてそれは、学ぶきっかけをくれたのだ。

何からするべきか。霊園とは。

よく耳にする『霊園とは何なのか。

霊園、墓地、墓所の違いは?と聞かれてもちんぷんかんぷんだが、明確な違いはないようだ。

霊園とは?

大切な人が安心して眠る場所、遺された者が故人を敬い、想いお墓参りする場所。

公園のように開放的で設備もあり、整地されたお墓を建てるための土地の事で、お寺に属してない広大な敷地を『霊園』。

霊園、寺院や、墓地全てをまとめた表現を、『墓地』。

霊園、墓地の敷地内にあるお墓も建てるための区画を『墓所』という。

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お墓を建てるまでの流れ

そんな霊園に、お墓を建てるまでの流れを見てみる。

  1. 出来るだけ霊園の資料を取り寄せる。経験者の話を聞く。
  2. 直接現地へ出向いて、見学する。
  3. 気に入った霊園と契約を結ぶ。
  4. 霊園へ支払いを済ませると使用許可が下りる。
  5. 墓石の石材店に依頼して、お墓の見積もりや図面作成する。
  6. 石材店と、契約を結ぶ。
  7. 工事(基礎工事・外柵工事・石碑工事)。立ち合い出来る。
  8. 完成。寺院による開眼法要を経て、自分達家族のお墓となる。

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こんなやり取りがあったことすら、知らなかった。

どうやって探すのか。探し方のポイントは5つ。

探し方も無鉄砲に動くのではなく、コツが色々あるようだ。

立地場所・交通アクセス

自宅からの距離。駅からの距離。折角霊園を購入しても、行きにくい場所だと、億劫になってしまう

 宗教・宗派

宗教不問・在来仏教・特定宗派名‥神道・キリスト教・新興宗教。自分にあっものを

 価格・費用

墓石代…石の硬さ、石質、デザインで値段が上下する

永代使用料…お墓の土地部分の使用権・日当たり、地価の高い所はそれなりに高くなる

管理費墓所の参道、水道設備、緑地の整備、施設の清掃など

 霊園・墓地内の環境

墓場の日当たりや風通しの良さ、水はけ・地盤・樹木、植込みや芝の手入れ、害虫駆除・施設の設備と管理

それによって、値段が上下することもあり

 施設・設備 

管理事務所・売店の有無、駐車場・休憩所・水道施設・バリアフリー・清掃状況・墓参用具(手桶・杓) 手ぶらで行けるのはありがたい

法要施設(本堂・礼拝堂)霊園・墓地(寺院)の対応

細かい事のようだが、『ある。』と『ない。』とで勝手が違ってくるので重要かと

かかる費用を把握して、ぴったり霊園選び

ざっくりと、お墓を建てるときの費用ってどれくらいかかるのか

墓所の種類管理など頭に入れておこう

墓所の種類・管理

民営霊園‥‥宗教法人・財団法人・社会法人

公営霊園‥‥自治体

寺院墓地・墓所へ申込‥‥寺院の住職

(前提条件として、その寺院の宗教宗派に属し、檀家になること)

民営霊園 ○デメリット 費用が公営霊園に比べて高め、墓石の石材業者が決められている。 ○メリット 法要施設や駐車場など墓地環境が充実している、宗教制限がない区画面積、墓石のデザインが自由

公営霊園 ○デメリット 人気があるので空きが中々無い、区画数制限もあり墓地の入手は抽選になる、届出書類や手続きが面倒である。 ○メリット 管理が地方自治体なので管理費が安い、費用が安い。宗教や、石材業者の制限がない

寺院 ○デメリット 墓地の取得、墓地使用者になる為には檀家にならなくてはならない、墓石の石材業者が決められる事が多い、墓地の面積や墓石のデザインに制限がある所もある。 ○メリット 寺院がいつもそばにいてくれるので、仏事の相談等しやすい、法事の時すぐにお墓参りができる

管理費相場

気になる管理費の相場。予算に合わせて見てみる。

民営霊園 5000〜15000円

公営霊園 700円

寺院 6000〜25000円

(東京都一般埋蔵施設1㎡あたり)

埋蔵方法

一般墓 176.2万

納骨堂 87.7万

樹木葬 68.8万

2019年版『第11回お墓の消費者全国実態調査』による。

一生に何度も購入するものではないので家族、親戚とじっくり話し合い、納得行くものを焦らずに選びたいものだ。

まとめ

霊園を求めるにあたって、自分の目で見て、歩いて探すあたりは、マイホーム探しに似ている。

時間のある時に、少しずつ資料を集め、家族と検討し、将来の為に備えるのもいいかと。

きっかけをくれた彼女に感謝

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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