
保養とアートの宿 大黒屋 創業466年
那須の山あいを進むにつれ、景色から余計なものが静かに削ぎ落とされていく。川の流れと木々の気配だけが残る場所に、板室温泉 大黒屋はある。宿に足を踏み入れた瞬間、空間が語りかけてくるのは、何もしない時間の豊かさ。ここでは、滞在そのものが心を整える行為になる。

水琴亭 お庭
(名称・住所・電話番号)
・名称:板室温泉 大黒屋
・住所:栃木県那須塩原市板室856
・電話番号:0287-69-0226
(アクセス)
JR那須塩原駅より車で約40分。
山道を抜け、川沿いの静かな集落へ。
自然の音が、到着を穏やかに知らせてくれる。
(料金)
1泊2食付き:大人1名あたり約25,000円〜60,000円
※客室・季節・プランにより変動

外観 竹の館
板室温泉 大黒屋は、「何もしない贅沢」を体現する宿として知られている。館内は余白を大切にした造りで、美術館のように静かな緊張感と安らぎが共存している。作品や調度品は主張しすぎず、空間の呼吸を邪魔しない。

黄土浴 アタラクシア

ひのきの湯

たいようの湯 たくさんの陽が入り、朝一のお風呂は格別です。
温泉は無色透明でやわらかく、長湯しても疲れにくい性質。身体を温めながら、思考が自然と静まっていく。湯と休息、そして沈黙が無理なく循環し、心身が少しずつ本来の調子を取り戻していく。

露天風呂01
食事は土地の素材を軸に、引き算の美学で構成されている。味わいは静かで、余韻が長い。派手さはないが、丁寧さが確かに伝わり、食後には穏やかな満足だけが残る。

料理
この宿で過ごす時間は、刺激を受け取るのではなく、静けさに身を委ねる体験に近い。自分の内側と向き合うことが、こんなにも自然だと気づかされる。

梅の館 和室

竹の館 和室
予定を詰め込まず、ただ整えるために旅をしたいとき、この宿は静かに応えてくれる。余白の中に身を置く時間を、ここで重ねてほしい。

松の館 シングルルーム

川音、余白のある空間、やわらかな湯。その感覚は、立ち止まりたい瞬間に、そっと思い出される。


